月別アーカイブ: 2015年3月

どうなる八王子駅へ都市モノレールの延伸計画

八王子市の広報紙で八王子市長のコラムが多摩都市モノレールの
延伸実現に向けてのコラムが掲載されていました。

2月1日に開催した「市民フォーラム・未来を語る」で
「新たな時代の八王子の公共交通を考える」と題し、
多摩都市モノレールの路線延伸に向けて強い関心が寄せら
れたとのことで・・・。

八王子駅ルートへのモノレール延伸への実現に向けて
近年、大学の都心回帰傾向が強まる中、多摩センター駅から
JR八王子駅に至る八王子ルートには大学や事業用地が多く
点在しており、開通された場合地便性の向上にともない、
地域経済がより一層活発化されるのと確信し、積極的な
取り組みを進めていく考えとのこと。
八王子市の広い市域をつなぎ、地域を活性化させるモノレール
構想が実現されるよう、市民の方の協力とともに、交通整備
促進の機運を高めていく方向です。

八王子駅ルートは、唐木田駅~南大沢駅を経て八王子駅へ通る
ルート。

整備着手から既に四半世紀が経った「多摩都市モノレール」は
多摩センター駅(多摩市)から上北台駅(大和市)約16Kmを
走っています。
全体構想は93Kmなのがまだ16Kmの完成が現状です。

また、南北を横断するルート、町田駅延伸計画案もあがっており、
多摩センター駅から南へ桜美林大学周辺を経て町田駅に横断する
ルートです。
こちらの計画案を今年に開かれる交通政策審議会で、町田駅
ルートをこれまでの検討路線という扱いから整備路線への
格上げを実現するということです。

さてさて、八王子駅ルートの実現はなるのでしょうか。

八王子市民としては、八王子駅ルートが実現になれば嬉しいの
ですが、客観的に考えると南北へ渡るルートで立川・町田が繋がり
需要も高くなることでこちらのルートの方が有力視されそうです。

今後のゆくえが気になるところです。

多摩都市モノレール

多摩都市モノレール

多摩都市モノレール

多摩都市モノレール

八王子周辺の大学生の事業

 八王子は、大学など各種学校のキャンパスが多く、
 学園都市とも呼ばれています。

 今春に入学予定の新入生さんは大学進学とともに
 八王子に住まれる方も多く、大学の寮や民間の
 賃貸住宅に住みながら新しい生活を向かえます。

 さて、そんな八王子の大学生さんたちがさまざまな
 事業を行い、その事業の発表がされました。

 蜂蜜の良さを子供たちに伝えるプリジェクトや
 フリーペーパー創刊など、事業もさまざまです。

 「学生企画事業補助金」は、加盟している大学・
 高等専門学校の学生が八王子を舞台にさまざまな
 事業を企画・運営することを目的に用意されている
 ものです。
 昨年は杏林大学(八王子市宮下町)、拓殖大学(館町)、
 東京工科大学(片倉町)、創価大学(丹木町)、
 工学院大学(中野町)、サレジオ工業高等専門学校(町田市)
 の各校から合わせて7団体が思い思いの事業を展開した
 ようです。

 八王子キャンパスで養蜂を行っているの工学院大学では、
 同大連合ミツバチプロジェクトが、子どもたちにミツバチの
 良さを伝え、興味を持ってもらおうとイベントなどを展開。
 文化祭などを使ってアロマキャンドルやハンドクリームなどの
 ものづくり体験などを行ったほか、養蜂家の協力を得てガラス
 ケースに入れたミツバチを紹介したりした。
 子どもたちだけでなく、「蜂蜜への関心は高く、
 『蜂蜜と聞いて来た』という年配者もいたという。
 今度はもっとミツバチの深いところまで紹介したい」としたうえで、
 「ミツバチはまだ可能性のある動物。大学に入ってミツバチを
 研究してもらえるようになれば」ということです。

 また、杏林大学では同大吹奏楽団メンバーが保育所や障害者施設
 などを巡り、童謡や歌謡曲など演奏したり、
 東京工科大学メディア学部の学生らはフリーペーパー
 「DigiCamp!us(デジキャン!)」を創刊。
 サレジオ高専電気工学科の学生は、近年注目を集めている
 「ワイヤレス給電」を題材に子どもたち向けの教材づくりを行う。