今朝の朝刊の東京・首都圏経済版に 八王子のことが紹介されていました。
「 八王子、隠れた麵どころ 」 という見出しで、八王子らーめんのことや
西八王子にある「萌え寺」やミュシュラン観光ガイドで最高の三つ星評価に
輝いた「高尾山」など八王子の良さをアピールして紹介されていました。
中央線に乗って、都心から少し足を延ばせば、自然豊かな八王子の街を
散策できます。 春の良い気候におでかけしてみませんか。
そして・・・、八王子らーめんといったら、
醤油ベースのスープに刻みたまねぎが定番です。
八王子らーめんの歴史を訪ねてみると・・・
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(*^_^*) いつからできたの?八王子らーめんは?
そして、「きざみ玉ねぎ」を具として使うようになったのか?
→ 今から約56年前に遡る、 昭和34年(1959年)、
北野駅前で惣菜屋を営んでいたあるお店が区画整理による移転で
子安町に引っ越すことになった。駅から離れてしまうため惣菜屋は
難しいと考えた店主は「ラーメン店」を始めることにした。
その頃はラーメン店といえば出前をする中華料理店が当たり前で、
ラーメン専門で、しかも店売りのみで生計を立てようとしたその店は、
何か特徴を出そうと試行錯誤をしていた。
そんなとき、偶然、北海道旅行で「きざみ玉ねぎ」が入ったラーメンに
出会ったのだ。しかし、北海道で食べたそのラーメンは食感は良かった
ものの、玉ねぎの辛味が抜け切らず、そのまま売るのは難しかった。
何とか玉ねぎの食感を損なわずに辛味を抜いたスープが作れないか、
工夫を重ねた結果、考えついたのが油である。
油は玉ねぎの辛味を抑え甘味を引き立ててくれたのだ。
・・・・ということで、現在の「八王子らーめん」の多くは透明な油が
表面を覆っている。「きざみ玉ねぎ」と「油」の相性は抜群で重要な
ものなのである。そして、このラーメンスープに合うように八王子の
製麺所(尾張屋滝井製麺所)がこの店の為に中華麺を作った。
これが「八王子ラーメン」の始まりである。
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ということです。50年以上八王子で親しまれている八王子らーめんのお話。
刻みたまねぎ入りの八王子らーめんが食べたくなりました。 (*^_^*)
◆ 八王子らーめんの詳細はこちら → 「八麺会のHP」で