不動産物件の募集図面などに記載されている情報の
中にお部屋の広さを表示していますが、こちらの
お部屋の広さについてみていきたいと思います。
・物件情報の「間取り」「面積」の表示例として
(表示例) 2DK / 38㎡
「間取り詳細」として DK7、洋6、和6
この表示では面積は「専有面積」のことで
入居する室内の部屋(収納スペースやバス・トイレ・
キッチンなども含みます)全体の面積を表します。
バルコニーの面積は含まれていません。
そして、間取りとしての2DKの表示で、間取りの
詳細に表示してある
・DK7 → ダイニングキッチン 7帖
・洋6 → 洋室6帖
・和6 → 和室6畳
という意味になります。
また、畳数を表示する場合には、1畳=1.62㎡
以上でなければならにことになっています。
この1畳あたりの面積は、畳の実寸法を示すのではなく、
部屋全体をその壁の中心線で囲んだときの面積を
基準として考えます。
例えば、6畳間の場合、1畳は壁の中心線で囲まれた
面積を基準とすると1.62㎡にになります。
しかし、畳の実寸法では壁の厚みを10cmと仮定すれば
約1.52㎡になるわけです。
★1畳面積 = 3.6m×2.7m÷6 = 9.72㎡÷1 = 1.62㎡
(壁の厚みを10cmと過程したとき)
★畳の実寸法 = 3.5m×2.6m÷6 = 9.1㎡÷6 = 約1.52㎡
現在の畳といっても種類も増えており、京間・江戸間などの
数種類が存在しておりそれぞれ寸法が異なるので、部屋の広さを
把握するうえでの畳数は参考程度としておきましょう。