「 戦後日本住宅伝説 - 挑発する家・内省する家 」
Legendary Houses in Postwar Japan
– Provocative / Introspective
戦後の日本を代表する建築家、丹下健三、増沢洵、清家清、磯崎新、
菊竹清訓、東孝光、篠原一男、坂本一成、白井晟一、宮脇檀、毛鋼毅曠、
黒川紀章、原広司、石山修武、伊東豊雄、安藤忠雄の今や伝説となった
16の住宅作品が紹介されています。
八王子市夢美術館にて 6月14日(日)~7月20日(月・祝)まで
開催中。
これらの作品は、昨年7月から埼玉県立近代美術館、広島市現代美術館、
松本市美術館でも開かれた巡回展。
公式カタログも新建築社から出版されている。
ここ最後の巡回地となる八王子では、旧東京都庁舎や代々木第一体育館
などを手掛けたことでも知られる建築家・丹下健三設計による1953年
(昭和28年)完成の「住居」から始まり、八王子市内では2007年に
多摩美術大学の図書館を手掛けたことでも知られる伊東豊雄の
「中野本町の家」、安藤忠雄による「住吉の長屋」などが紹介されている。
夢美術館の担当者いわく「戦後日本の住環境は、少ない建設費、極小や
不整形な敷地、あるいは『うさぎ小屋』や『うなぎの寝床』といった
言葉に代表されるように、恵まれた条件下にあったとはいえないが、
こうした限られた条件を積極的に読み替え、珠玉の空間を生み出した
若き日の建築家の作品も含まれています」と話している。
同展に合わせ、今月6月21日は、坂本一成の設計した1970年(昭和45年)
築の「水無瀬の町家」を巡る住宅見学会(1日2回予定)を開くとのこと。
参加無料。要事前申し込み(応募者多数の場合抽選)
締め切りは6月5日。
7月11日には町田市内の「原邸」を巡る見学会も予定されているそうです。
7月4日は、同展監修の五十嵐太郎東北大学教授を招き、ギャラリートークが開催
される。美術館の閉館後に展示作品を見ながら開設を楽しむことができるもので、
※ 若き建築評論家として注目されている方の解説が聞けます。
⇒ 参加費は500円/定員は40人/要事前申し込み(締め切りは6月19日)
★ 八王子市夢美術館 ★
八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F
TEL024-621-6777
*(*^_^*)* 「八王子市夢美術館」の上階は住戸になっています。
⇒ ビュータワー八王子の賃貸物件はこちら