少子高齢化の日本。
2015年度の調査によると
基準人口で14歳以下のこども世代は34年連続
減少しています。
2010年の国勢調査 0~14歳 16,839に対して
2015年現在 0~14歳 15,827です。
高齢者がの数は増え続け、子どもの数も現役世代も
減少していくのが予測されます。
高齢者の増加により出てくる問題のひとつとして
住居の問題があげられます。
高齢者の方向けの住宅としてどういうものがあるのか
種類を紹介します。
① 「高齢者住宅」
高齢者を対象として住まいを提供している賃貸借住宅。
家賃や住宅の広さ、設備、バリアフリー構造、付帯サービスの
有無など、特に基準や条件はありません。
高齢者の方でも入居できます。
② 「サービス付き高齢者向け住宅」
サ高住というやつです。
「高齢者住まい法」の改正により2011年に創設された
介護・医療と連携し、高齢者の安心を支えるサービスを
提供するバリアフリー構造の住宅。
この制度は、高齢者が安心して生活できる住まいづくりを
推進するために制定され、住宅としての居室の広さや設備、
バリアフリーや手摺などハード面の条件を備えるとともに、
ケアの専門家による安否確認や生活相談サービスを提供
することで、高齢者が安心して暮らすことができる環境を
整えます。
③ 「シニア向け分譲マンション」
一般的には、高齢者に対応した設備・サービスが付加された
分譲マンション。
特に定まった定義や要件はないが、主に自立の高齢者を対象
としているので、いくつかの生活支援サービスが付帯した
ものが多くあり、提供されるサービスも、食事や掃除と
いった生活サービスを提供するものから、サークル活動や
お稽古ごと、身体機能の維持・向上を行うジムの併設、
プールやシアタールーム、温泉などの設備が充足していたり
物件によって様々です。