インスペクションとは・・・ / 不動産用語

 インスペクション = 住宅診断

 「インスペクション」という聞きなれない用語ですが、
 これは、住宅診断ということ。
 住宅に精通した建築士等が第三者的な立場、専門家の
 見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無等を現地で
 確認すること。
 また、既存の住宅の場合は状況に応じて改修すべき
 箇所等を指摘する場合もある。
 インスペクションの方法は、目視で屋根、外壁、室内、
 小屋裏、床下などの劣化状態を診断するのが基本。
 機材を使用する詳細診断もあります。

 売主や宅建業者が売却前にインスペクションを行うことで
 買主は建物の状態を把握できるので安心して取引を
 行うことができます。

 インスペクションの依頼は、買主からも依頼することが
 できます。

 今年2016年5月に宅地建物取引業が改正され、
 売買契約締結前に必ず行わなければならない重要事項
 説明で、インスペクション結果の概要や建物の状況に
 ついて確認した事項を記載した書面を買主に交付する
 ことが義務付けられるようになります。
 2年以内に施工予定とのこと。

 特に中古物件に関してはこのインスペクションが導入
 されることで、取引がよりしやすくなりそうですね。